AWS AI Practitionerに出るAWSサービス一覧と覚え方|AIF-C01対策
AWS AI Practitioner(AIF-C01)で覚えたいAWSサービスを一覧で整理。Amazon Bedrock、SageMaker、Amazon Q、Comprehend、Rekognitionなどの違いと試験向けの覚え方を初心者向けに解説します。
AWS AI Practitioner(AIF-C01)は、AIや生成AIの基礎だけでなく、AWSサービスをどの場面で使うかも問われる試験です。Amazon Bedrock、SageMaker、Amazon Qの違いがぼんやりしていると、選択肢で迷いやすくなります。
サービス名を丸暗記するより、「何を入れて、何を出すサービスか」「生成AIなのか、従来のAI/MLなのか」で見る方が覚えやすいです。この記事では、AIF-C01で押さえたいAWS AIサービス一覧を、用途と試験向けの覚え方に分けて整理します。
AIF-C01はAWSサービスの使い分けが重要
AIF-C01は、AI/MLや生成AIの理論だけを問う試験ではありません。公式試験ガイドでも、AI/MLと生成AIの概念に加えて、関連するAWSサービスやツールの知識が扱われます。
たとえば、生成AIアプリを作るならAmazon Bedrock、機械学習モデルの開発や運用ならAmazon SageMaker、業務や開発を支援するAIアシスタントならAmazon Q、というように用途で切り分けます。
どのAI資格から始めるか迷っている人は、AI資格おすすめ5選記事も参考になります。生成AIのリスクや活用ルールから学びたい場合は、生成AIパスポート関連記事の方が入りやすいこともあります。
AWS AI Practitionerで問われる出題範囲
AIF-C01の出題範囲は5分野に分かれています。サービス対策では、特に「基盤モデルのアプリケーション」と「セキュリティ・ガバナンス」を意識すると、何を覚えるべきかが見えやすくなります。
| 分野 | 比率 | サービス対策のポイント |
|---|---|---|
| AI/MLの基礎 | 20% | SageMakerや各種AIサービスの用途を理解する |
| 生成AIの基礎 | 24% | 基盤モデル、RAG、プロンプト、埋め込みを理解する |
| 基盤モデルのアプリケーション | 28% | Bedrock、Amazon Q、SageMaker JumpStartを重点的に覚える |
| 責任あるAI | 14% | バイアス、透明性、ガードレール、モデル評価を押さえる |
| セキュリティ・ガバナンス | 14% | IAM、CloudTrail、KMS、Macieなどを用途で覚える |
AWS AI Practitionerの難易度は基礎レベルです。ただ、サービス名を知らないと選択肢で迷いやすいので、まずは出題比率が高い生成AI系サービスから固めると学習しやすくなります。
試験全体の難易度、勉強時間、合格点から学習計画を立てたい人は、AWS AI Practitionerの難易度とAIF-C01の勉強法も参考になります。
AWS AIサービス一覧:AIF-C01で覚えたい主要サービス
最初に覚えたいのは、AI/MLと生成AIに直接関係するサービスです。AWS AI Practitionerで出てくるAWS AIサービスは多く見えますが、AIF-C01のサービス対策では細かい設定値よりも「どの用途ならどのサービスか」が軸になります。まずはAmazon Bedrock、Amazon SageMaker、Amazon Q、Amazon Comprehend、Amazon Rekognitionのような主要サービスから押さえると進めやすいです。
| サービス | 主な用途 | AIF-C01での覚え方 |
|---|---|---|
| Amazon Bedrock | 基盤モデルを使った生成AIアプリ開発 | 生成AIアプリの中心サービス |
| Amazon SageMaker | 機械学習モデルの開発・学習・デプロイ | ML開発全体を扱うサービス |
| Amazon Q | 業務支援や開発支援のAIアシスタント | 仕事で使うAIアシスタント |
| Amazon Comprehend | 自然言語処理、文章分析 | テキストの意味を分析する |
| Amazon Rekognition | 画像・動画分析 | 画像や動画の中身を認識する |
| Amazon Textract | 文書から文字や項目を抽出 | 請求書・帳票の読み取り |
| Amazon Transcribe | 音声をテキスト化 | Speech to Text |
| Amazon Polly | テキストを音声化 | Text to Speech |
| Amazon Translate | 機械翻訳 | 言語を翻訳する |
| Amazon Lex | チャットボット・会話UI | 対話型ボットを作る |
音声を入れて文字にするならTranscribe、文字を入れて音声にするならPolly。画像や動画を分析するならRekognition、PDFや請求書などの文書から文字や項目を取り出すならTextractです。文章分析ならComprehend、翻訳ならTranslate、チャットボットならLexと、入出力で結びつけると選択肢を絞りやすくなります。
Amazon BedrockとAmazon SageMakerの違い
Amazon BedrockとAmazon SageMakerの違いは、AIF-C01対策で特に押さえておきたいところです。Bedrockは生成AIアプリを作るためのサービス、SageMakerは機械学習モデルを開発・運用するためのサービス、とまず分けて考えます。
| 項目 | Amazon Bedrock | Amazon SageMaker |
|---|---|---|
| 主な目的 | 基盤モデルを使った生成AIアプリ開発 | MLモデルの開発・学習・デプロイ・運用 |
| 覚え方 | 生成AIをアプリに組み込む | MLライフサイクルを管理する |
| 関連キーワード | 基盤モデル、RAG、ナレッジベース、エージェント、ガードレール | 学習、評価、デプロイ、MLOps、モデルモニタリング |
生成AIアプリ、基盤モデル、RAG、エージェント、ガードレールが出てきたらBedrockを優先して考えます。MLモデルの学習、評価、デプロイ、監視ならSageMakerです。事前学習済みモデルやサンプルから始めるならSageMaker JumpStart、業務や開発を助けるAIアシスタントならAmazon Q、と周辺サービスもセットで見ると整理しやすくなります。
Microsoft Azure側のAI資格と比較したい人は、AI-901の記事もあわせて読むと、Amazon BedrockとMicrosoft AI Foundryのようなクラウドごとの考え方の違いが見えやすくなります。
NLP・画像・音声系サービスの覚え方
NLP・画像・音声系サービスは、入力と出力で覚えるのが近道です。文章を分析するのか、画像を認識するのか、音声を文字にするのか、文字を音声にするのかでサービスが変わります。
AIF-C01では、専門的な実装手順よりもユースケースとの対応がよく問われます。たとえば「コールセンター音声を文字起こしする」ならTranscribe、「商品レビューの感情を分析する」ならComprehend、「本人確認用の画像を分析する」ならRekognitionのように、問題文の動詞を見ると判断しやすくなります。
セキュリティ・ガバナンス系サービスも出る
AWS AI PractitionerはAI資格ですが、AIシステムを安全に使うためのセキュリティ・ガバナンスも出題範囲に入ります。AIサービスだけ見ていると抜けやすいので、IAM、KMS、CloudTrail、Macieなども用途で押さえておきたいところです。
| サービス | 主な用途 | 試験向けの覚え方 |
|---|---|---|
| IAM | 認証・認可、アクセス制御 | 誰が何にアクセスできるかを管理する |
| AWS KMS | 暗号鍵の管理 | データ暗号化に関係する |
| Amazon Macie | 機密データの検出 | S3内の個人情報・機密情報を見つける |
| AWS CloudTrail | API操作履歴の記録 | 誰が何をしたかを追跡する |
| Amazon CloudWatch | メトリクス・ログ監視 | システムの状態を監視する |
| AWS Config | リソース設定の記録・評価 | 設定がルールに沿っているか確認する |
責任あるAIの文脈では、ガードレール、モデル評価、透明性、バイアス、データ保護も出てきます。Bedrockだけでなく、アクセス制御やログ、暗号化、機密情報検出までまとめて見るのがポイントです。
AIF-C01でサービス名を覚えるコツ
AIF-C01で覚えることが多く感じる場合は、サービス名をカテゴリ別に分けると楽になります。まず「生成AI」「ML開発」「テキスト・画像・音声」「セキュリティ・監査」の4つに分けると、頭の中に置き場所ができます。
次に、問題文に出てくるキーワードとサービスを結びつけます。基盤モデル、RAG、エージェントならBedrock。学習、デプロイ、MLOpsならSageMaker。業務アシスタントならAmazon Q。文書から抽出ならTextract。API履歴ならCloudTrailです。
最後に、似ているサービスを対にして覚えます。TranscribeとPollyは「音声から文字」「文字から音声」で反対向きです。BedrockとSageMakerは「生成AIアプリ」と「ML開発全体」で役割が違います。Amazon Qはモデル開発サービスではなく、業務や開発を支援するAIアシスタントとして押さえると混同しにくくなります。
サービス名を用途別に覚えるときは、ChatGPTで一問一答や比較表を作るのも手です。使い方の注意点は、ChatGPTで資格勉強を効率化する方法でまとめています。
まとめ
AWS AI Practitioner(AIF-C01)のサービス対策では、Amazon Bedrock、Amazon SageMaker、Amazon Qを中心に、Comprehend、Rekognition、Textract、Transcribe、Polly、Translate、Lexなどの用途を押さえます。
Bedrockは生成AIアプリ、SageMakerはMLライフサイクル、Amazon QはAIアシスタント。まず大きく分けるだけでも、選択肢はかなり絞りやすくなります。さらに、IAM、KMS、Macie、CloudTrail、CloudWatch、Configのようなセキュリティ・ガバナンス系サービスも忘れずに見ておきましょう。
サービス名をただ暗記するより、「何をしたい場面で使うのか」で覚える方がAIF-C01の問題に対応しやすくなります。受験前には必ずAWS公式ページとAIF-C01試験ガイドで、最新の試験範囲と出題比率を確認してください。